ころすけのお金のお話

投資初心者の投資初心者による投資初心者のための投資関連ブログです。米国株を中心にETFと投資信託でコツコツ積立中。専門知識はなくても投資で資産形成は出来る時代になりました。

【大暴落の予兆】サブプライム再び?第2のリーマンショックの可能性

f:id:sgnm0827:20170930233858j:image大暴落の予兆でしょうか。好景気の裏側でサブプライム問題が再び再燃か。

水面下で再び動き出したサブプライムという名の怪物

米国経済好調

最近の米国市場は非常に絶好調。日々最高値を更新し、ハイテク株が筆頭に相場を牽引しています。

懸念されていた金融市場では、今回のFOMCでのバランスシート縮小の開始決定が確実視されていたため、決定内容にサプライズはありませんでした。

FRB議長は今週、段階的な利上げ継続が必要との認識を示しました。イエレン氏の発言やトランプ大統領の税制改革案公表を受け、インフレ期待も高まりました。

 

米国株式市場は高値更新中

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米国株式市場で、ハイテク株などが買われるなか、S&P総合500種指数とナスダック総合指数が最高値を更新しました。f:id:sgnm0827:20170930235048j:image

月間では、ダウ平均が2.1%高、S&Pが1.9%高、NASDAQが1.1%高。

四半期ではダウ平 均が4.9%高、S&Pが4%高、NASDAQが5.8%高。

ダウとS&Pは8四半期連続の値上がりNASDAQも5四半期連続の上げとなりました。

 

為替相場も好調

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米利上げ、インフレ期待が高まるなか、ドルが主要通貨に対し週間で0.9%高と、今年最大の伸びとなる勢いです。主要6通貨に対するドル指数は月間で0.35%高と、2月以来のプラスを記録しています。

 

米国の就業率と失業率

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投資家の間では失業率の低い時に株は下がらないという見方が多いようです。しかし、失業率はすでに完全雇用の水準に達しており、今がピークの可能性が高いわけです。

 

景気好調の裏側で動き始めた魔物(サブプライム)

サブプライムとは信用力の低い低所得者向けのローンです。

現在の好景気の裏側で再び魔物が目覚めようとしている可能性があります。何もなく事が過ぎ去れば良いのですが、わずかな不安も過去より大きく感じてしまうのが投資家心理だと私は思っています。

人間は強欲で愚かな生き物です。何度も同じ過ちを繰り返す生き物です。

2008年、世界を襲った金融危機はどこへ。サブプライムローンの恐怖はもう忘れてしまったのか。

金融業界は、住宅の次に自動車を購入する低所得者向けローンを再び増やしているのです。

 

米国自動車販売台数の推移

f:id:sgnm0827:20171001115042j:imageデータ:Autodata, U.S. Market Light Vehicle Deliveries 

今年8月の米国新車販売台数は、前年同月比1.9%減の148万3330台でした。

1~8月の米国市場の累計販売は1135万606台で前年同期比2.7%減となりました。
車型別の販売を見ると、乗用車が前年同月比8.5%減、ライトトラックは2.4%増となりました。

乗用車の販売減少が続いており、乗用車工場は生産調整を実施している状態です。
ですが、現状としては安定した労働市場、低金利、ガソリン価格、高い消費者心理など販売を後押しする好環境は続いていると考えられており、乗用車の販売台数が少し伸び悩むも市場は好調という見方が強いです。

 

米国自動車ローン問題

好調な販売とは真逆で、自動車ローンについては悪化傾向にあります。

モルガン・スタンレーによると、証券化されたサブプライムローンのうち、さらに信用力の低いディープサブプライムローンの比率が現時点で32.5%と2010年の5.1%から大きく上昇しているとのこと。f:id:sgnm0827:20171001175511p:image

メーカーの販売促進策等でディープ・サブプライム層向け貸出が増加、延滞発生は過去最高水準。銀行は厳格化に方針転換しており、販促抑制と相まってリスク拡大が懸念されています。

アメリカの自動車ローンは住宅ローンに比べて市場が小さいです。さらに、証券化商品も少ないためかつてのように、影響が世界に拡散する可能性は低いと考えられています。

しかし、中小金融機関の損失拡大や個人消費等への影響は絶対的に不可避です。米国の金利上昇を阻む要因としてしばらくは注視する必要があるのではないでしょうか。 

 

なぜこんなにディープサブプライムが増加しているのか

ディープサブプライムの残高拡大を支えてきたのは、自動車メーカーがディーラーに支払うインセンティブです。

自動車市場の競争激化でインセンティブの引き上げが続きました。昨年9月には、過去最高の1台当たり日本円で40万円にも上ったとされます。

このせいで、インセンティブ目当ての過度な営業体制になってしまい、サブプライム層、さらにディープサブプライム層などのリスクの高い個人に対するローンが急拡大したというわけです。返済出来る見込みがない人にばんばん車を売りつけた結果ですね。

 

今後の見通し

膨張した自動車ローンの弊害はあきらかに顕在化しています。

一方、雇用や賃金が改善してきているおかげで、クレジットカードなど他の個人ローンでは延滞の発生が沈静化しています。

しかし、サブプライム自動車ローンについては急速に増加しており、リーマンショック時に記録した過去最高水準に近づいているわけです。

今後も、ディープ・サブプライム層向け貸出の増加などから、当面延滞の発生増加は避けられないとみられています。

このまま行けばサブプライム自動車ローンは終焉を迎えて、自動車業界を皮切りに金融業界へ大きな影響を及ぼすかもしれません。

未来がどうなるかわからないため、今後も注意しておく必要がありそうです。

もし急落な場面に直面しても、個人投資家に出来る事は慌てずに無駄な売買を控えて相場に留まる事だけを考えましょう。

金融危機が去った後の株式市場は下がれば下がっただけ、大きなパワーで反発して

我慢し続けた投資家にだけ大きなご褒美をくれるはずです。

 

データ引用SBI証券―ネット証券最大手の証券会社。オンライントレードでの投資をしっかりサポート―世界経済のネタ帳ブルームバーグ - 世界の最新経済情報/金融ニュース – Bloomberg.co.jp