ころすけのお金のお話

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【ゼネラルエレクトリックの選択と集中】フラナリーの手腕炸裂!GE再建にフルスロットル!


発電事業の減益などのために株価が低迷しているGEことゼネラル・エレクトリック。
フラナリーCEOの元、経営理念の基礎である事業の選択と集中を進めています。
現在、成長分野であるIoTでも対象分野と顧客を絞り込んで経営資源を集中投資し、実績を築きあげるべくアクセル全開で再びトップに躍り出るつもりです。

GEの新たなIoT戦略

GEの新たな戦略は、デジタル化のリテラシーが高い顧客をピックアップしていき、大きな利益改善が見込める大手企業をターゲットに集中的に利益貢献していくことです。

広げすぎた風呂敷を回収

GEはこれまで、ありとあらゆる事業分野に可能性を見出し、持続可能かつ高収益な事業を展開し、収益が見込めない事業は潔く撤退してきました。
この事により、GEと関連の薄い企業にもビジネスを行っていました。
ですが、これらも全て削ぎ落とし本来GEがあるべき姿への原点回帰をフラナリー氏は目指しています。


全ては発電事業復活の為の土台作り


GEは主力の発電タービン事業などの減益により、株価が大きく低迷しています。
さらに不運が重なり株主配当も半減に。
収益の改善が今後のGEを大きく左右するため、この発電事業の復活に社運をかけています。


事業のスリム化

フラナリ—氏は、経営の簡素化を強く掲げています。
手始めに、祖業の照明事業などの売却交渉を開始。

さらに、今回の株式配当を半減させることを発表した11月13日には、鉄道事業と石油の掘削技術を握るベーカー・ヒューズの売却を検討する考えを示しました。
今後2年で、資産ベースで200億ドル(約2兆2600億円)の事業売却を目指しています。


3つの事業に重点集中

今回のIoTの戦略見直しは、3つの事業の収益改善と競争力強化を急ぐためのものです。
重点3事業のうち、発電タービンとジェットエンジンはすでにハードウェアの販売から、IoTによる運用の効率化といったソリューションにシフトしています。
売り上げに占める保守サービスの比率は発電タービンで5割、ジェットエンジン6割に上ります。
今後はこの比率をさらに高めるとともに、産業用IoTプラットフォーム【プレディクス】の売上高を18年に10億ドル、20年に12億ドルに増やしていく考えをフラナリー氏は明らかにしています。


プレディクスとは

ちなみに、プレディクス(Predix)とは何か。
これは40億ドル以上を投じて作られたプロジェクトの1つにあたります。
プレディクスは簡単に言えばPCのソフトです。
ですが、このPCソフトがGEを次の時代へ大きく誘うスーパーモンスターになる可能性があるのです。
発電タービンやエレベーターなどの産業機器にコンピューターを接続し、故障予知や運用コスト削減を可能とするのです。
10年近く前に、この産業用インターネットブームにいち早く気が付いたGE。
第四次産業革命と呼ばれるIoT技術戦略は功を奏するのでしょうか。はたまた、このままドロ沼状態を抜け出せず本当にGEの時代は去ってしまうのか。
経営のお手本とまで言われ続けてきた、老舗米国企業の真価が問われています。

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