ころすけのお金のお話

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相場考察

今月の相場考察

  • 今月の相場考察
    • 日本市場
      • 経済は上向きに推移
        • 企業の経常利益は連続増加
      • 最強の台風に続いて、真夜中の地震
    • 米国市場
      • 米国労働市場は堅調に推移
      • 政策金利動向と相場
      • トルコと中国とオバマと
    • 欧州市場
      • イタリアの財政とトルコの独裁体制が気になる
    • 新興国市場
      • 中国
      • インド
      • ブラジル
      • ロシア



日本市場

経済は上向きに推移

2018年4-6月期の実質GDP成長率は、前期比0.7%増、年率換算で3.0%増となりました。成長率が年率3%を超えるのは2016年1-3月期以来。景気は上向いていると言えます。

企業の経常利益は連続増加
法人企業統計

出典:財務省 財務総合政策研究所



法人企業統計を見ると、2018年4-6月期の全産業(金融業、保険業を除く)の経常利益は前年比17.9%となり、8四半期連続の増加。
2018年1-3月期から大きく伸びました。製造業も非製造業も増益幅が拡大しており、経常利益の伸びは2017年1-3月期をピークに鈍化傾向が続いていましたが、この18年4-6月期は伸びが急加速しました。
日本国内の景気は好調ですが、中国が米国との消耗戦で景気が減速していることを考えると、景気改善は期待しづらい というのがセオリーでしょうか。日本の株式相場は世界経済によって振り回される展開が続きそうです。


最強の台風に続いて、真夜中の地震

生産・出荷・在庫動向指数

出典:経済産業省



西日本を襲った豪雨、そして突如牙を剥き出しにした北海道地震、いずれも工場等の稼動停止の影響から 輸送機械を中心に生産は大きく下振れています。
出荷指数は前月比-1.9%と2ヶ月ぶりの低下、在庫指数は前月比-0.2%と2ヶ月連続で低下。地震や台風など大規模な災害が連続しており、経済への影響が懸念されます。
一時的な損害などで済んでいるものもありますが、影響は思いのほか大きく 深刻な事実は後から出てくる可能性があります。悪材料にならなければ良いですが...。


米国市場

米国労働市場は堅調に推移

米国失業率

出典:investing.com



失業率は低いままで、賃金も緩やかながら上昇を継続。これは景気を支えている事実の一つです。 人材市場としてはまだまだ人手が欲しいというのが現状です。

政策金利動向と相場

好調な景気が確認されていることから、政策金利は2018年9月と12月の2回 引き上げられる見通しです。
この政策金利の引き上げにより、まだまだ低い水準にある20年,30年の長期国債利回りも上昇してくれば、株式市場から債券市場への資金移動が起き、株式相場は下落する可能性が高いと言われています。

20年,30年も投資しても 利回りが低いという事実があるため、株式に投資する方が魅力的となり、これまで株式市場に投資マネーが集まっており、債券市場へなかなか資金が戻りませんでした。
これはおそらくハイテク銘柄が相場全体を牽引していることとも関連しており、今までより いっそう債券の魅力が霞んでいるという状況なのではないかと思います(知らんけど)

トルコと中国とオバマと


ただでさえヒヤヒヤモノの 米中貿易摩擦の深刻化に加えて、トルコに対しても経済制裁を実施し、トルコが米国製品に制裁関税をかけるなど混迷の度合いが深まっています。

中国では貿易戦争を重く受け止め、株価は大きく下落。世界経済減速の懸念材料となりつつあります。中間選挙を控えた米国のトランプ大統領は強気の姿勢を崩さないため、どこまで貿易戦争が激化するかには注意が必要だと思います。
一言一言がマーケットに与える影響は大きく、Twitterの発言にも注視したいところです。


欧州市場

IFO景況感指数の推移

出典:VESTA

※ IFO景況感指数とはEU圏最大の経済規模を誇るドイツ経済を占う代表的な経済指標


2018年4-6月期の実質GDP成長率は、前期比+0.4%となり、1-3月期と同様の伸びとなりました。対米の貿易戦争が落ち着いたことから、米国向けの輸出が回復傾向にあるものの、アジア向け が不調。特に中国への影響は大きいものとなっています。
企業収益の増加、雇用環境の改善は続いており、経済そのものは緩やかに成長している模様。IFO景況感指数は8月に反発しています。
ただしこれはあくまで指数での推移。実際の現状はあまり良くないとも言われています。

イタリアの財政とトルコの独裁体制が気になる

イタリアの新政権は、財政が苦しいにもかかわらず、相当な財政支出の拡大を伴う政策を実行する計画となっています。イタリア財政の詳細は6月の相場考察に書いています。

EUでは《単年度の財政赤字はGDPの3%以内》《政府債務はGDPの60%以内》という財政規律があり、これを守るか、制裁措置を受けてでも政策実現を目指すのか、イタリアの政権運営が問われています。イタリアの財政不安が深刻化すれば欧州景気に水を差す可能性があるのでこれからも注視しておきたいところです。

トルコはイスラム化政策に走っています。NATO同盟国と対立し、エルドアン大統領が独裁体制を築いている状態。ドイツ企業の工場も多く EU経済への影響に注意が必要です。
直近の動きだと、政策金利引き上げの実行も気になりますね。


新興国市場

米国からの貿易戦争に始まり、米国の利上げに伴うドル高、そして新興国通貨安と新興国株安。
かなり相場へのインパクトは大きいようで、新興国相場への不安は日に日に膨らんでいます。

中国
人民元/円 推移

出典:SBI証券


米中の貿易戦争などから中国経済への懸念が大きくなっており、株式相場の下落および人民元安の原因に。
貿易摩擦の激化に備え、景気に配慮した政策運営にシフトしつつあります。金融当局も元安抑制策を 発表。中国の経済成長率は2019年にかけて緩やかに鈍化する可能性が強まっています。
相場は引き続き下落トレンド真っしぐら。米中摩擦の解決はいつになるのでしょうか。

インド
インドルピー/円 推移

出典:SBI証券


インド政府が発表した2018年4-6月期の実質GDP成長率は、前年同期比で8.2%増となりました。8%を超える成長率は2016年4-6月期(8.1%増)以降で初めての水準。GDPの5割以上を占める個人消費の加速が目立ちます。お金を持ち始めている証拠ですね。
懸念としては、トルコリラを始めとする新興国通貨の急落を受け インドルピーも下落していることには注意が必要です。

ブラジル
ブラジルレアル/円 推移

出典:SBI証券


2018年4-6月期の実質GDP成長率は6四半期連続のプラスとなりましたが、停滞気味です。 10月の大統領選挙を控え、金融市場が支持している改革推進派の候補者が劣勢となっており、ブラジルレアル安に拍車をかけている状況です。

ロシア
ロシアルーブル/円 推移

出典:SBI証券


ロシア中央銀行は2018年8月23日、財政ルールに基づき実施してきた「ルーブル売り・外貨買い」 を9月末まで停止すると発表。
米国政府内で議論されている新たなロシア制裁案に対する警戒感からルーブルは売られ、2年ぶりの安値水準まで下落していました。(アジデンショック)
米国によるロシアへの追加経済制裁内容は定かではありませんが、ロシアの経済活動にマイナスの影響を与えることが濃厚です。
とはいえ、ロシアの場合は元々かなり割安に放置されているため、マイナス材料が無くなった時+通貨が上向いた時の高騰には期待してしまいます。





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【BRK.B】Berkshire Hathaway / ひふみよりバークシャーハサウェイ

最近とても気になる企業があります。
それは Berkshire Hathaway
米国株投資をしている人なら知らない人はいないだろうし、"バフェット" というキーワードは株式投資をしている人なら、一度は目にしたことがあると思います。気になって気になって仕方ないから記事にすることにしました。

  • Berkshire Hathawayとは
    • ウォーレン・バフェット
  • バークシャーへの投資
    • 米国の市場平均は強かった
    • もっと長い目で企業を眺める
  • 何に投資しているかを 今一度考える
    • バークシャーハサウェイのポートフォリオ
    • バークシャーの事業利益ポートフォリオ
  • わかると欲しくなるバークシャーハサウェイ




Berkshire Hathawayとは

バークシャーハサウェイは2つの顔を持つ会社です。
保険事業という大きな看板を掲げていますが、大小様々な子会社 関連会社 株式等を所有しており、会長兼CEOで筆頭株主であるウォーレン・バフェットと、副会長のチャーリー・マンガーの2人が運営する投資ファンドとも言われています。
あと、配当金を出さないことでも有名です。効率よく資金を使いたいことと、税金は投資家にとってマイナスなわけですから 自動的に繰り延べしてくれているわけですね。
バフェットは株主に 「 私たちの長期的な財政上の目的は、バークシャー株の内在価値の一株当たり平均年間収益率を最大限に高めること 」と言っています。

僕にはさっぱり何を言ってるかわかりません。おそらくは "お金を有効に活用して 企業の本質的価値が適正な企業を買い漁り バークシャーの価値を最大化する" といったところなのでしょうか。雰囲気でごめんなさい。


ウォーレン・バフェット

出典:Bloomberg



バークシャーハサウェイを語るうえで、絶対になくてはならない主役。ウォーレン・バフェット。
彼は株式投資において、"賢人" と呼ばれています。

彼の過去を振り返ると、なぜそう呼ばれるのかがわかります。11歳から株を買い始め、16歳の頃には約600万円ほどの蓄えがあったそうな。それでも質素倹約な生活を続けて株式を買いまくる。お金持ちになりたいではなく、お株持ちになりたい人なのです。(多分違う)

余談なのですが、僕がいつもお世話になっているミスターマーケットさんもそんな性格です。
ミスターマーケットの日本株米国株投資ブログ

お会いした時の印象もバフェットそのものでした。
【神戸オフ会】オフ会にいってきましたよ - ころすけのお金のお話


バークシャーへの投資

先日 僕がバークシャーハサウェイに興味を持ったので、すぐさまアンケートを取りました。
すると僕の中では意外な結果が出たのです。

欲しい人、欲しくない人、どちらにせよアンケートに答えてくれた人の9割近くが保有していなかったってことです。
賢人が運用するのだから買ってる人も多いだろう、そう思っていた矢先の答えだったので、本当に意外でした。
アンケートは、私自身のフォロワーさんの投票が多いと思われるので、エビデンスのあるデータではありません...
そもそもインデックス投資家や、配当金目的の人、個別株専門で売り買いしてる人などは、投資対象にならないですよね。


米国の市場平均は強かった

Berkshire Hathaway vs S&P500 2009年〜

出典:SBI証券



この10年間のパフォーマンスを比較すると、S&P500に僅差とはいえ負けています。リーマンショック後のアメリカンパワーは、オマハの賢人でも超えられないほどのパフォーマンスだったということですかね。逆にFANGを入れずにここまで市場平均に追従する成績を収めるというのはすごい気も...
とはいえ、市場平均に劣っているわけですから みんなが積極的に買いたい銘柄ではないということでしょうか。

もっと長い目で企業を眺める

Berkshire Hathaway vs S&P500 1998年〜

チャート 紺色:BRK.B / 水色:S&P500

出典:yahoo finance



さて、もっと長い期間比較したいのでヤフーファイナンスからチャートを引っ張ってきました。
これを見ると、1998年当時から投資していた場合ならS&P500に勝っていますね。リーマンショックとチャイナショックあたりのバークシャーの下落は大きいですが、市場の回復と同じく右肩上がりに株価を上げています。
このグラフを見るとそんなに投資対象として、悪くないんじゃないかなと思うのですが、やはり今をときめくFANGなどの目覚ましい成長を続ける銘柄と比較してしまうと、投資妙味は薄れてしまいます。


何に投資しているかを 今一度考える

そもそも、バークシャーハサウェイに投資するということはどういうことかを考えたいと思います。 何に投資し、何で儲けているのか。それを知れば、長期的に投資できる企業かどうかがわかるかもしれません。


バークシャーハサウェイのポートフォリオ



現在のバークシャーのざっくりとした比率です。だいたいこんな感じだと思います。
率直に、アップルに大きく投資したなぁという感想です。続いて優良銀行のウェルズファーゴ、ケッチャプとマスタード、チーズなどでお馴染みのクラフトハインツ、バンク・オブ・アメリカと誰もが知る企業群が勢揃いです。誰もが知っていますし、これらの個別株を買えば 僕もバフェットのように成れる。そう思いました。
しかし、そう簡単にはいかないのです。バークシャーの利益の源泉は、このポートフォリオを眺めて真似しただけでは手に入らないのです。


バークシャーの事業利益ポートフォリオ



こちらを見ればわかるように、バークシャーの利益の源泉は今まで買収してきたサービスや製造業種などです。さらにバフェットらしいのが鉄道事業などの誰もが使うモノから利益確保しているところです。保険事業だけでなく、様々な事業から利益を獲得し、それを投資に回している。今や誰にも真似の出来ないことをバークシャーを介してバフェットは行なっているわけです。さすがです。

つまり バークシャーハサウェイに投資するということは、現時点で(将来はどうなっているかわからないから)アップルやウェルズファーゴなどに投資するという意味ではありません。
これは、サービスや製造、鉄道事業、エネルギーや公益に分散投資するということ。
しかも それらをほとんど完全買収しているわけですから、バフェットが見つけた永続的にキャッシュフローを生み出す銘柄を保有できるということなのです。


わかると欲しくなるバークシャーハサウェイ

今まで私は、バークシャーハサウェイのポートフォリオばかり眺めていて、それなら自分で買えばいいかと思っていました。しかしバークシャーに投資する本質をわかった今、とても魅力を感じます。
バフェットが過去に買いまくった永続的にキャッシュフローを生み続ける企業を持つことに加え、勝手に再投資までしてくれる、何という至れり尽くせりなバークシャーハサウェイ。
長期投資をする者にとって、素晴らしい企業ですね。
とはいえ、市場にはどんなリスクが存在するかまだまだわかりません。リスク許容度を十分認識した上で、少しばかりバフェットに託してみるのも悪くないかもしれません。


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【資産状況確認】ポートフォリオ公開



株式投資で資産運用を始めてから、1年と少しが経ちました。 マメな性格ではなく、かなり大雑把なため細かい記録は取っていません。 ということで、現在の資産確認です。
我が家の資産運用に加えて 私自身が少額で購入している株式も合わせての確認となります。PERやPBR、capeなど その他の指標なども全くわからないため 何の参考にもなりません。ご査収ください。
それではいきましょう。

2018年 目標資産比率

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現在の資産比率

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2018/08/29 時点での成績



現在のポートフォリオ円グラフ



損益グラフ



雑感

損益グラフを眺めると、圧倒的にVTIの強さが目立ちますね。米国株式が強すぎる展開です。ポートフォリオの比率を押し上げてますね。トランプ大統領の取る政策が株価を押し上げてくれているので、感謝したいところ。
気になるのは、生活必需品セクター(VDCやその他個別株のタバコ・食品)がなかなか伸びてこないということ。ハイテク株のイケイケムードに取り残されいるのが現状です。
個別株式は一度全て手放しましたが、何銘柄か買い戻したり新規で買ったりと無駄なことをしています。そしてそんな私自身も、ハイテク株ブームに乗っかって【CRM】【ZUO】【YEXT】を購入。この上昇相場に乗っかって爆益の彼方へ連れ去って行って欲しいです。

インドもまだまだ成長余地はありそうですね。主力の【EPI】【INFY】は株価を最高値に戻しつつありますし、【IBN】銀行と【RDY】ヘルスケアは絶好調で株価は上がっています。【SIFY】も下落が続いていましたが、黒字転換してからは上がり基調になっています。さらなるハイテク社会に備えて【WIT】も購入予定です。
インド以外の新興国全体は貿易摩擦や利上げの可能性を織り込んでか、元気がありませんね。特に中国は貿易戦争のお陰で絶賛下げ下げ中。 こうなってくると、買いたくなりますね。

現在の資産としては、【VTI】に引っ張ってもらっているというのが現状です。ここで米国市場がリスクオフに動くと、マイナスに一気に傾いてしまうので覚悟はしておかなければなりませんね。
とはいえ、まだまだ上昇余地はありそうです。リスク管理を忘れずに地道にやっていきます。


現在取っている戦略はコチラです




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最高値更新中のインド。しかし堕ちていくルピー...インドの成長はどこまで続くのか



雑記です。
米中貿易戦争のおかげで、最近の市場は元気がありません。特に 渦中の中国を筆頭に、年初来安値を続々と更新する新興諸国。ですが、他国と違ってインド株式市場はとても元気です。

好調に見えるインド市場だが

インドSENSEX

出典:SBI証券



主要株価指数の "インドSENSEX指数" は最高値を更新。年初来の上昇率は約11%と アメリカの主要指数S&P500など、主要株価指数を上回る成長を見せています。

そんな中、この成長を楽観視出来ない事実もあります。

ルピー/ドル円

出典:SBI証券



最近では "トルコリラ急落" という事件がありましたが、インドの通貨も大きな圧力にさらされています。インドルピーは 史上初の1ドル=70ルピーに突入。過去最安値で取引されているのが 今の状況です。このままの状況が続くと、ルピーのさらなる下落を危険視しておかなくてはいけません。


市場は歪んでいるのか

30銘柄という少数精鋭で構成されるインドSENSEX指数。
これまで半数ほどの構成銘柄の成長によって押し上げられてきました。特にハイテク関連企業のインフォシスやタタ・コンサルタンシー・サービシズ の活躍は素晴らしいです。しかし、これらの買い入れは資産運用会社によるものなのです。

MSCI India Index

出典:BLACKROCK



海外の売買動向は売り越しおり、より幅広い銘柄を含む指数のMSCI India Index は今年に入り軟調です。さらにチャートを確認すると、SENSEXよりもかなり上げ下げを繰り返してします。一概に、成長の一途を辿ってきたわけではないことがわかります。


試される時が来る

ルピーの状況は一段と悪化しそうと言われています。
インドの貿易赤字は、先月 5年ぶりの高水準である180億ドルに拡大、市場予想を上回りました。そのことから投資資金の流出が再び加速するのでは という見方が強まっているからです。

対米輸出はGDP比でわずか2%にとどまっており、世界の貿易で起こっているリスクには持ちこたえやすいはずです。それに 世界有数の原油輸入国であることから、原油価格が下落することがあればさらに追い風となります。
もう一つ、現在通貨危機と言われてるトルコと違い、インド中央銀行は インフレ目標を巡る管理体制で素晴らしい評価を得ており、トルコのそれとは対照的です。

とはいえ、多額の対外債務リスクを抱える国々には厳しい状況が見とおされる中、インド市場の勢いはどこまで続くのか不透明です。
東南アジアの最大の大国が成長するストーリーを信じる私にとって、そろそろ握力を試される時が来そうです。


※関連記事です
インドが目指すスマートシティとは

SENSEX指数を支える企業は伊達じゃありません




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相場考察

今月の相場考察

  • 今月の相場考察
    • 日本市場
      • 何をやっても伸びない消費
      • 在庫が積み上がるハイテク部品
        • 概ね景気は良いけれど
    • 米国市場
      • FANGは過去のものとなるか
      • 住宅市場はテッペンか
      • 貿易戦争の見通しが不透明すぎる件
    • 欧州市場
      • 移民難民問題が再び
      • 貿易摩擦は一時解消か
      • 上を向かないドイツ
    • 新興国市場
      • 中国
      • インド
      • ロシア
      • ブラジル



日本市場

何をやっても伸びない消費

実収入と消費支出の推移

出展:VESTA



賃金はリーマンショック後から上昇してきており、可処分所得も上昇しています。しかし 消費支出は弱い状況が続いています。
日銀が行なっている "異次元の金融緩和" を持ってしても、消費を増やすことができないことが明確になりました。消費税増税など、日本経済の先行 きに対する不安が常に国民の消費を抑制する足かせとなっているということでしょうか。

在庫が積み上がるハイテク部品

鉱工業生産指数と電子部品の在庫推移

出展:VESTA



企業の生産動向に目を向けると「在庫積み増し局面」から「在庫積み上がり局面」に移行しています。鉱工業生産指数を見ると、鉱工業全体の在庫指数の水準はそれほど高くありません。ですが、電子部品・デバイスの在庫の積み上がっているため、受給バランスが崩れています。特に、半導体、パソコン、カメラ類などの在庫が多くなってきています。

概ね景気は良いけれど

日本は東京オリンピックを控え、国としては景気が概ね良い方向へ向かっています。しかし、そのぬるま湯な表面からは見えないところで 経済を押し下げる要因が膨らんできているのかもしれません。


米国市場

FANGは過去のものとなるか

FANG株価推移

出展:VESTA



先日、Facebookの大規模な個人情報流出事件をきっかけに、長らく米国株式を牽引してきたFANG のうち、 Amazonを除く3社の株価に曇りが。過去を振り返ると、こういったきっかけは 投資家の "マインドが変わりつつある" という兆候であり、警戒が必要と言われています。
とはいえ、事業の強さというのは変わらないため 今後どうなるかに注目が集まります。とってかわるサービスや対抗企業が現れたというわけではないので、冷静な判断が必要となりますね。

住宅市場はテッペンか

米国の、"住宅着工件数" と "着工許可件数" が減少し始めています。住宅着工件数は2017年9月以来 9ヶ月ぶりの低水準をマーク。
中古住宅販売件数も3ヶ月連続で減少中。新築住宅販売も2017年10月以来、8ヶ月ぶりの低水準となっており、住宅市場の成長が鈍化してきています。今が売り時と考えている人も多いそうですが、実際のところはどうなのでしょうか。

貿易戦争の見通しが不透明すぎる件

貿易戦争の火蓋が切って落とされたので、振り返っておくと。米国は、中国からの輸入品340億ドル分に対して25%の関税を適用。さらに160億ドル分を追加する用意があると牽制。そしてさらに、2,000億ドル分にまで関税の対象を広げる用意があると警告。
これに対し、中国が報復措置をとる可能性もあるため、まだまだ終わらないという予測が有力です。 ですが、実際 米国は中国からの輸入品が多く、関税によって輸入品価格が上昇すれば、結局は米国企業や消費者の首を絞めることになります。そうなれば米国の景気悪化材料になりため、どこかで折り合いをつけなければならない、そこに全世界の注目が集まっています。




欧州市場

移民難民問題が再び

6月のEU首脳会議では移民・難民対策が最優先議題でした。これはドイツの内紛が原因です。不法な移民問題についてEU全体で対策を講じるべきと主張する独メルケル首相と、ドイツ単独でも移民・難民の入国阻止を目指す独ゼーホーファー内相の対立が激化。政権崩壊が危惧されています。
独メルケル政権の崩壊はひとまず回避できましたが、EUにおける移民・難民対策への不満は根強く、しばらくこの問題は引きずることでしょう。

貿易摩擦は一時解消か

アメリカはEUから輸入する鉄鋼製品に25%、アルミ製品に10%の制裁関税を発動していました。7月25日にトランプ大統領との首脳会談が行われ、『関税も非関税障壁もゼロ』を目指す貿易協定の協議を行うことで合意しました。
協議中は鉄鋼アルミへの制裁関税を控えることも合意されたため、アメリカとEU間での貿易摩擦の激化は一時的に止まっています。

上を向かないドイツ

ドイツDAX30指数

先月に引き続き、欧州の中心であるドイツの景況感は冴えません。欧米間の貿易摩擦だけでなく、米中の貿易摩擦などによる中国経済の減速は、対中貿易の割合が大きい欧州景気の下押し要因になるためです。不透明感が続くことを考えると、しばらくこれは続きそう。




新興国市場

中国

上海総合指数

2018年4~6月期の実質GDP成長率は、3四半期ぶりに低下。今後も緩やかな減速がアナリストの中で想定されています。
中国政府は2018年に入ってから、米国を除いた輸入関税の引き下げ、企業減税、所得減税などを既に実施していて、貿易戦争による経済への影響を限定的にしています。ですが 景気が減速基調にあることは変わりはないため気をつけなければなりません。

インド

インドSENSEX

政府は、不良債権処理を進め 企業向け融資を増加させるために、銀行への資本注入策を打ち出しています。実質GDPは2017年後半から引き続き上昇傾向にあり、良好な企業業績見通しを背景に、今後も景気拡大が続く見込みだと言われています。
しかし楽観視は出来ません。インフレ抑制のための利上げを行っており、これらの影響は今後も続きます。インド準備銀行(中央銀行)は8月1日、予想通り政策金利を0.25%引き上げをアナウンスしました。

ロシア

高かったインフレ率がようやく2~3%程度で推移するようになってきており、経済が緩やかに成長。2018年4~6月期のGDP成長は加速。2018年上半期(1~6月)の新車販売は84万9,221台となり、前年同期比で+18.2%を達成しました。
経済の見通しは良いものの、株価指数は急落。米国へ報復を警告したことがきっかけで、通貨が下落しました。



ブラジル

米EU首脳会議を経て貿易戦争懸念が一時的に落ち着きをもたらしたこと、原油価格の持ち直したことがプラス材料となっています。
しかし、経済成長のペースは依然として鈍化しています。消費者信頼感指数などはむしろ悪化傾向にあるため、安定した成長は 今の段階では難しいです。





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【ライフプランニング】必要や不必要とかではなく、まず知ることから始めよう

将来のことを考えると、漠然とした不安や モヤモヤした気持ちになることはないでしょうか。年金はどうなるのか、税金はどうなるのか、いつまで働かなくてはいけないのだろうか。不確定な要素に振り回されては、今 生きているこの時間すら楽しめません。
ライフプランニングとは、人生設計をするということ。
まず簡単にできることから始めてみましょう。金銭面から生活設計を見直せば、“人生の選択肢” つまりは生きがいを見つけることにもなります。漠然と毎日を消耗するだけでは非常にもったいですし、経済的に不自由のない人生は新たな価値観を生み出します。まずは わかっている未来から理解し、どうすべきかを考えてみましょう。


これからの日本を予想する

人口動態からみる日本の未来は悲観的にならざるを得ません。少子化の傾向は相変わらずです。

出展:内閣府



少子化が続くということは、現役世代の負担が増えるという約束された事実になります。この日本において 社会保険というシステムを維持するには納税額を増やし続けなければなりません。年金・医療・介護 これらは現役世代が頑張らないとなりたたないのです。 嬉しいかな悲しいかな、寿命は伸び続けています。ローマ時代の平均寿命は24歳ぐらいと推定されていますから、今となってはそれの4倍。歴史を振り返ると まさかこんなに長生きするとはです。


高齢者一人を現役世代一人が支える時代に



1960年代。高齢者1人に対して11人が負担し合って支えてきました。
2010年。高齢者1人に対して2.8人が負担し合って支えてきました。
そしてこのままいくと 2060年。高齢者1人に対して1.4人で負担しなければなりません。
国や、会社などに頼っていては難しい世の中が来てしまう可能性があります。自らが行動し、リスクに備えなければならない時代がくる可能性が高いのです。


年収が増えないサラリーマン



サラリーマンの賃金は近年現象傾向にあります。定年退職まで増え続けるというのはなかなか難しくなってきています。
"支給額は年々上がっているよ" と思われることが多いのですが、実際の可処分所得は減少傾向です。

可処分所得とは好きに使えるお金。
収入(給与収入)ー非消費支出(税金,社会保険料)=可処分所得(自由に使えるお金)
日本では、何でもかんでも増税傾向にあります。何を買っても基本的には消費税がかかりますし、相続するにしても税金はつきまといます。お給料をたくさん稼いでも、社会保険の負担が重くのしかかってきます。
つまり、給与収入が増えたからといって それと同じように可処分所得が増えないというのが現代の悩みなのです。これを解決するには、副業、複業、共働き、様々な形で収入を増やすか支出を抑えるしかありません。

わかってさえしまえば目標に向かって走るだけ



マラソン選手はなぜあんなにも長い距離を走りきれるのか。選手が皆 闇雲に走っているわけではありませんし、気合いと根性で乗り切っているわけでもありません。 それはゴールがあり、自分が完走出来るペースがわかっているからです。まず将来どれだけのお金が必要なのか ということを明確にしておけば、そのペースを考えて貯金や運用をしていくだけです。 まずは 人生設計における "設計図" を書くところから始めましょう。難しいと思わず、気軽にシミュレーションできるサイトも多く存在します。一歩踏み出すことで、悲観的な行先を明るい未来へ変えることができるわけですから、一考の価値はあります。 ライフプランシミュレーション-ゆうちょ銀行 それを踏まえた上で、少額非課税制度(NISA,つみたてNISA)や、自分の年金づくりのためのiDecoを検討対象にしていってみてはどうでしょうかね。

資産運用をするなら株式投資がオススメです 2018年からスタートした つみたてNISAを使わない手はないですね




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【オフ会】美味しいごはんの会を開きました


  • はじめて幹事をしました
  • 遠くから来ていただいた投資家さんにも感謝です
  • オフ会を開催して良かったこと
  • また集まりたいと思う気持ちはメリットか

7月21日 (晴れ)
想像以上の早さで梅雨が明け、息をするのもやっとな暑さが連日続く。
もう39や40という数字を天気予報で見るのは慣れてきたという人も少なくないはず。
まぁ慣れたと言っても身体は全く慣れないのだけれど。

人は暑さにめっぽう弱い。体温より高いのなら尚更だ。
しかし、悪いことばかりじゃない。
照りつける太陽は、大地にパワーを与える。

家庭菜園でこのスイカは素晴らしい。
丸々と大きく育って、とても美味しそう。
ちなみに、KAKA'さんはスイカが大嫌いだそうです。

さて、話は本題に。

太陽のパワーを受けて育ったスイカと同じように、経済政策というパワーの恩恵を受け、2017年という稀にみる上昇相場の中、株式投資を始めた者達だけが唯一踏み込むことが出来る聖地 "大阪 北新地" (多分違う)で『美味しいごはんの会』を開きました。
これから来る不安定な相場に向け、気合いを入れるために。


はじめて幹事をしました

なぜ僕が幹事をして 今回のオフ会を開いたのか。
その理由というのは 綺麗事になってしまうかもしれませんが、同じ時期に資産運用を始めた人たちの "絆" を作りたかったという僕のワガママから始まっています。

"仲間を作らなければ継続出来ないのであれば株式投資などしない方がいい"

と言われてしまうと身も蓋もありません。
しかし、人々は常に臆病であり、熱狂し、誤った判断を下してしまう生き物 という考えが僕の根底にあります。
そのため 投資初心者において最も重要なことは『意見交換できる仲間がいる』ということだと思います。
考え方は人それぞれであり、これは僕の考え方であって全ての人に当てはまることではないのは理解しています。
それを理解した上で、集まっていただいた方々には感謝しております。属性の違う人たちが一つの場所に集まるというのは 日々惰性で生きていては、なかなかありえないイベントです。
今回、年齢や家族構成、資産運用についてのアプローチの仕方が違う人たちを集めてオフ会を実現出来たことはホントに良かったです。


遠くから来ていただいた投資家さんにも感謝です

私が関西在住ですので、近隣の方々で集まろうと考えていたのですが、遠方からも参加したいという声があり、さらに実際に足を運んでくれました。
ホントにありがとうありがとうです。
遠方から、関西圏から、海外から、山奥から。

様々な場所から集まってくれた投資家さんたち。
投資家兼ブロガーということなので、ブログも紹介しておきます。(順不同)

・teamKAKA'さん teamKAKAの資産形成ブログ
・クロマニヨンさん クロマニヨン人の投資ブログ
・ミドノンさん MidoNote
・ミスターマーケットさん ミスターマーケットの日本株米国株投資ブログ
・たかハサウェイさん T.Hathaway's🇺🇸U.S. STOCKS LONG RUN
・通天閣ナディアさん DREAMPORT! - 子育て主婦ナディアが独り立ちするために色々挑戦するブログ


オフ会を開催して良かったこと

自らが人を集め、実際段取りをした上で良かったことは "誰かの為に何かをする" ということはとても有意義だということです。 快く返事をしていただき、楽しみにして来てくれるということですから、ガッカリはさせたくありません。

場所、料理、雰囲気、全てにおいて満点を取れる訳ではありませんが 「楽しかった」「美味しかった」「またやろう」という雰囲気で終われるようにしたかったのです。 これが僕のモチベーションでした。

投資家の集まりなのにどこに力を入れているんだよ。と思われるかもしれませんが、雰囲気が良いと 会話も自然と弾みますし、会の進行もスムーズです。 案の定、あっという間の『美味しいごはんの会』でした。

あ、もちろん。2次会は高級イタリアンでしたよ。


また集まりたいと思う気持ちはメリットか

とにかく今回大事にしたこと。それは繋がりです。
冒頭にも述べましたが 『同じような近い時期に資産運用を始めた人たちの "絆" を作りたかった』という僕のワガママから始まっています。

資産運用という名の長期投資。それは色んな表現方法で例えられています。
大海に繰り出す船。雲を突き抜けるような山の登山。己の肉体を鍛えあげるトレーニング。
どれも途中で投げ出してしまっては元も子もないものばかり。継続することが最重要プレイとなります。

孤独な旅を好む人もいるでしょう。ですがみんなそうじゃない。
相場というものは、投資家に優しくもあり時に厳しくもあります。そしてその厳しさは人の命や人生をも狂わしてしまう時も。
仲間がいる。共に運用を続けている者たちがいる。そういった心の支えは時に大きな武器となるはずです。それがメリットとなる日がいつか来るはずだと僕は信じています。
今回、こういったことを重きに置いたオフ会だったということは、集まったメンバーには伝えていません。
ですが、こうしてブログで繋がる。ツイッターで繋がる。一度会っているからこそ その繋がりは強くなります。

今回それを実感できたので、とても良いオフ会となりました。大成功です。
......と、思っているのは自分だけかな。。。
わかりませんが とにかく楽しいオフ会となったので良しとします。

いやー、それにしても。とにかく暑い(アツイ)夜だったなぁ。


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幸せとはなんだろう

最近の奥さん

最近少々お疲れ気味の奥さん。
特に "何か" に疲れているというわけではなさそう。ただ、ぼんやりと毎日に疲労している。
そんな感じ。

朝から掃除、洗濯。仕事が終われば ご飯を作って片付けて、少し休憩。
そのあとに、趣味で始めたファイナンシャルプランナーの勉強をしているのだけれど、毎日難しいなぁ と言いながらも楽しそうに勉強している姿を見ると、出来た人間だなと思う。

しかし、これは僕から目線のお話。
実際の奥さんはその毎日に疲労している。

毎日毎日 同じことを繰り返す。月曜から金曜までは、ほとんど何も変わらない毎日。残業も無いし、行動パターンも変わらない。いつまでもいつまでも繰り返される この無限ループに彼女は疲労しているのだ。

僕が早く仕事が終わった時は家事を手伝ったりするのだけれど、それも気休めにしかならない。 毎日手伝える訳ではないし、日々手伝えるコトといえば 食後の片付けぐらいだ。 何のために働き、家事をして、お金を貯めているのか。
暗い洞窟で迷子になっているような気がした。


ストレス社会の被害者

僕の奥さんは 派遣社員。メーカーに派遣事務員として勤めている。
9時から17時半までで、基本的に残業は無し。
時給1300円で、勤務時間の3分の1は業務の手持ち無沙汰になる。要するに余裕ある業務量ということ。

勤務先からは、派遣を辞めて社員になってくれないかという話もあるのだが、奥さんは断固拒否。 奥さんは "正社員" というキーワードに拒絶反応を示す。それは前職でメンタルをやられるほどに働かされたからだ。
当時の彼女のことは話でしか聞いたことがなかったけれど、メンタルがズタボロになるほど働かされ、その結果 彼女は責任ある仕事からできるだけ距離を取るようになってしまった。
いわゆるブラック労働の被害者なのだ。

そのため、お金を稼ぐために働きには出たいけれど 責任ある案件などには携わらないような業務。 エクスペンダブルズでいいと割り切って働いている。


未来より明日のコトを考えたい

彼女と結婚してもう1年半になる。2人で将来を話し合った時に 老後にお金の心配がいらないような生活がしたいということで始めた資産運用。
もともと節約上手で、貯金体質があった奥さんは僕にとって無くてはならない存在。
僕はとっても浪費癖が強い人間なので、この点に置いては頭が上がらない。

そんな彼女は投資をはじめてから、より節約に励むようになった。
しかしこれが良くなかった。
奥さんの自由を奪ってしまう結果になっていたのだ。

外食の回数が減り、節約メニューが増え、チラシなどで最安値を探す奥さん。次第にそれは自分の時間を奪う結果となっていく。
休みの日には、掃除、洗濯、買い物、勉強でどんどん消耗していった。

そして限界が訪れる。

プライドが高く、負けず嫌いな彼女は僕が手伝ったりしても結局はゴメンねと謝る。代わりに家事をしたり お弁当を作ったりしても、感謝より罪悪感を感じてしまう人間なのだ。
何のために節約して、何のためにお金を貯めて、何のために日々を生きているのか。将来の楽な生活に向けて行動していたのに、いつかそれは今の自分を消耗していく結果に繋がっていたのだ。

もう嫌だ。
将来といっても何十年先の話。
少しぐらい今を楽しみたいと呟いた。


なんのために資産運用をしているのか

将来の不安を拭い去るために資産を運用する。 目標を決め、自分たちのリスクにあったやり方で投資する。
それがいつからか "資産を最大化する" という目的に変わっていた。彼女は何事にも真っ直ぐなタイプでさらに不安症。必要以上にお金を貯めようとしていた。

お金はあっても困るものではない。
しかし、お金を貯めるためにストレスを日々抱えて悩むことは何か間違っている気がする。
僕はセミリタイヤしたいわけではないし、彼女も専業主婦になりたいわけでもない。
多分、目的と手段を見失っていたのだ。

自分たちのしたいこと、やりたいこと、それを優先的に考える事を完全に忘れていた。

改めて 目的をしっかりと明確にして話し合った時に気づいたことがある。
奥さんの幸せについて、僕は勘違いをしていたということだ。

"正社員" で働かなくていいようにしてあげること。
フルタイムで働かななくていいようにしてあげること。
それが一番なんだと勝手に思い込んでいた。


幸せって難しいことじゃない

奥さんが求めていたのは、ほんの少しの贅沢だ。

朝ゆっくりとコーヒーを飲む時間。
息抜きに好きな文庫本を読む時間。
食後落ち着いてからする勉強時間。

お金ではなく、ほんの少しの時間なのだ。

そこそこに節約をして、そこそこに贅沢をして、流れる時間に逆らわずに好きな事をする。
これが奥さんの思い描く理想なのだ。

僕が出来ることは、さりげなくサポートしていくこと。そして僕自身が我が家にとって最大の労働資本となり、節約をし、資産の拡大に励むこと。これに尽きる。

何のために資産運用しているのかという問いに対し、お金を増やすというより、時間を増やすことだよと伝えたら、とても嬉しそうにしてくれた。
また同じような朝が明日も来てしまうのだけれど、昨日よりは少し、去年よりはもう少し、奥さんの余裕時間が僅かでも増える生活を目指して 僕はサラリーマンとして頑張りたい。


幸せとは 星が降る夜と眩しい朝が
繰り返すようなものじゃなく
大切な人に降りかかった雨に傘を差せる事だ
瞬きもせずに目を凝らしても見付かる類のものじゃない
だからそばにいて欲しいんだ

出展:back number 「瞬き」

この歌詞のように、大切な人を大事に見つめて人生を歩んでいきたいと 改めて思った38度越えの真夏日のことでした。




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