みなさんは既婚でしょうか、独身でしょうか。
既婚の場合、奥様は働いているでしょうか、家事に専念しているでしょうか。
家事に専念している場合、専業主婦と呼ばれ大抵の場合は被扶養者になると思います。
家事の正確な意味を知っていますか?
家事とは人間の生命維持に直接関係あるもので,家庭生活を支えるものである。byコトバンク
素晴らしいことです。専業主婦というのは大変なのです。生命維持に直接関係あるとは知りませんでした。恐れ多いです、専業主婦様。
ですが、大きなことを犠牲にしています。
収入です
今回はかなり偏った意見なので、読み流す程度 が丁度良いです。
日本経済と女性の社会的進出
経済成長のためには女性の雇用の拡大が必要と常に言われています。
女性は家庭を守る存在から、家庭を豊かにする攻めの存在への変革が経済成長に不可欠だと考えられているからです。
しかし裏を返せば家庭を豊かにするために、女性労働者の存在無しでは、日本国は財政難だから手助けできないよということです。公的保障ばかりに頼ってくるなと遠回しに聞こえます。
企業の改革
高度経済成長が終焉を迎え、バブルが弾けた日本はデフレ体質にズブズブ浸っていきます。
金回りも悪くなり、悪循環が何年も続きました。
その結果 現状での善し悪しは言えませんが、企業や労働組合は福利厚生の見直しをして手当ての金額などを引き下げるしかありませんでした。
結婚、出産、住宅購入、人生の中での大きなイベント時にはその都度一時金を支給していましたが今はそこまで面倒をみてくれません。
そうです。お父さん1人の収入では生活出来にくい社会システムが出来上がってきています。
人手不足と言われていますが、待遇は良いとは言えない企業が多いです。
現在、手厚い福利厚生がある企業が何%あるのでしょうか。
ちなみに非正規雇用がこちら
非正規雇用で働いている方々は、中々福利厚生が受けにくい現状です。
現在非正規雇用は男女合わせての水準ですが40%の割合に増えてきているそうです。
この福利厚生を受けれないというのも、収入面では不利です。
専業主婦ということのリスク
奥様が専業主婦ということは、一般的に家計収入はいくらあればやりくりしていけるのだろうか。
ライフスタイル、プランにもよりますがいくら計算してもリスクが付きまとうはずです。
それは一家の大黒柱である旦那の収入に依存してしまう形になるからです。
旦那さんの収入だけが命綱になってしまうのです。
いくら節約上手で倹約家な奥様でも、家庭の収入がプラスに傾くだけのインパクトあるコスト削減が出来る人はそういません。
一ヶ月間で世間の平均支出より1万円も減らせたと満足気にしている方もいますが、パートタイマーでもいいので働きに出れば節約もせずに、5万円以上の収入増加が簡単に見込めるはずです。
引き算しかされない電卓
日本の大半の奥様は家庭の財布を握っていると思います。
一家の財務を担っているはずです。
最近は旦那さんが管理している所も多いようですが、、、それはまた別で。
大半の奥様はあるだけのお金でなんとかやりくりしようとしているのが現状だと思います。
確かに目の前の現状は上手くやりくり出来ているのかもしれません。
ですがそれでは、大きな余裕資金が生まれません。
ダブルインカムなら余裕を作り出せる余地があると思いますが、専業主婦の場合は家計に置いて毎月引き算しかできないのです。
電卓の+ボタンを押す回数は、極めて少ないはずです。
余裕資金が生まれにくく生涯設計をする時に必ず資金難が訪れる可能性が高いです。
将来を見据えて
年収1000万円を越える人ならいいのですが、そんな人は今の世の中一握りです。
5人に4人は500万円以下の年収なのです。
これから先、教育費やマイホーム、車や消費財、旅行などのレジャーに一切お金を掛けない人などほとんどいないはずです。
さらに老後の資金を見据えて資産を増やしていかないといけません。
生活資金や将来の支出予定資金、緊急時に発生する支出など人生には何があるかわかりません。
ダブルインカムなら余裕資金を生み出すことは、よっぽどではない限り可能なはずです。
世の中の専業主婦は他よりも豊かになるチャンスを自らの手で潰してしまっているのかもしれません。
パートや派遣や契約社員、もしくは企業の正社員として働く事が出来ればもっと生活において豊かになる可能性があるはずだと思います。
それに投資に回せるお金が出来れば将来はさらにバラ色なはずです。